ベトナム人と国際結婚した後に、配偶者の家族を日本に招待する機会が必然的にでてきます。配偶者の家族は日本でどんな生活をしてるのか、日本の家族と幸せに暮らしているのか、逆に日本で生活しているベトナム人配偶者はベトナムに残してきた家族が健康でいるのか、SNSで連絡はできますが、直接日本へ来てもらえば安心されるますよね。
 ここでは、『短期滞在ビザ(親族訪問)』の申請方法を紹介致します。

 基本的には本サイト内の、短期滞在ビザ(知人訪問)と大体同じなのですが、短期滞在ビザ(知人訪問)では足りない資料の準備が必要です。そこで、短期滞在ビザ(知人訪問)を解説した“交際相手を家族に紹介には『短期滞在ビザ』の申請!しかし、不許可になると6ヶ月再申請ができません。”を理解した上で、読み返して下さい。

外務省ビザ申請書類ダウンロード

親族の範囲

3等身の範囲ベトナム人配偶者の親族を短期ビザで招へいできるのですが、結構範囲が広いですね。
それだけ、ベトナム人配偶者の家族招へいの範囲が広がる訳です。

用意するもの

日本人側が用意するもの

 赤字部分が知人訪問にない、親族訪問で必要な書類です。

用意するもの内容と注意点
『招へい理由書』ベトナム人親族を日本によぶ理由や経緯を説明するもの
『滞在予定表』日本滞在期間にどのように過ごすかのスケジュール表
『身元保証書』ベトナム人親族の航空券代、宿泊費用、生活費等の費用を負担することと何かあったら日本滞在時の保護者とする書類
(仮にベトナム人親族がすべての費用負担する場合でも用意して下さい)

身元保証する上での支払い能力を証明するもの、いずれか1点

・管轄の役場発行の直近の総所得記載のある「課税(所得)証明書」、又は管轄税務署発行の直近の「納税証明書」
・税務署受理印のある「確定申告書控の写し」と印刷した「確定申告書」
・郵便局や銀行で発行してもらう「預金残高証明書」

住民票

世帯全員の続柄が記載されているもの

戸籍謄本

親族訪問目的で招へい人又は配偶者が日本人の場合のみ,本籍地の市区町村長が発行した戸籍謄本が必要です
(日本人の戸籍謄本にベトナム人配偶者との婚姻が記載されている)

ベトナム人側(交際相手のビザ申請人)が用意するもの

 赤字部分が知人訪問にない、親族訪問で必要な書類です。

用意するもの内容と注意点
『パスポート』有効期限の確認要
『ビザ申請書』1通基本的に日本人と一緒に作成する
『写真』1枚縦4.5 cm x 横4.5 cmで6か月以内に撮影されたもの
航空便のeチケット航空会社から発行されるお客様控えをプリントアウト
(日本人が購入発行したら、メール等で受け取る)
渡航費用を支払う能力があるかの書類公的機関が発行する所得証明書、又は銀行の預金残高証明書
(日本人保証人である日本人が、一切を負担するならば不要です)
日本人とベトナム人(交際相手)関係を証明するもの交際相手との写真,手紙,e-mail ,国際電話は高額なのでLine等に代表されるSNS記録を活用します
(これも、日本人と一緒に用意する必要があります)
親族関係を証するもの出生証明書,婚姻証明書,戸籍謄本等

身元保証する上での支払い能力を証明するもの、いずれか1点

 外務省の案内には、下記のいずれか1点を用意なっておりました。
 ・管轄の役場発行の直近の総所得記載のある「課税(所得)証明書」、又は管轄税務署発行の直近の「納税証明書」
 ・税務署受理印のある「確定申告書控の写し」と印刷した「確定申告書」
 ・郵便局や銀行で発行してもらう「預金残高証明書」

 管理人は3度目となる親族訪問で、大手ネットバンクの「預金残高証明書」をダウンロードしてEMSで送りました。しかし、これが却下となり在ベトナム日本大使館から「課税(所得)証明書」の提出を求められました。これまでは、郵便局の「預金残高証明書」で問題なかったのですが、やはりブランドでしょうか?
 勿論、大手ネットバンクの「預金残高証明書」については、電話で公的な扱いをされることを確認してから実行したわけですが。

マルちゃんの一言

 短期ビザ知人訪問も、親族訪問も何度もこなしているので、慣れのせいかミスがありました。最初は書類に押印すべき書類に押印されてないことがありました。すぐにEMSで再送しましたが、次は戸籍謄本を送り忘れがありました。ですが、書類の不備という点では、何度でもできるということですね。

 不許可になるには、虚偽の書類や保証人の保証能力でしょうか。

※この記事を読まれた方は、ぜひ下記の記事も合わせて読んでみてください。
 ベトナム人との国際結婚の手続き
 交際相手を家族に紹介には『短期滞在ビザ』の申請!しかし、不許可になると6ヶ月再申請ができません。
 在ベトナム日本大使館提出、英語記入だから二人で協力して!短期ビザ申請書の書き方
 招へい理由書等の書き方