最近、外国人をよく見かけます。それだけ、外国人がなんらかの理由で日本に滞在しているという事です。本サイトでは、ベトナム人との結婚手続きを説明していますが、最近の国際結婚の動向を政府統計データからみてみます。

最近の国際結婚動向

 何処の国の人が、何人くらい日本に滞在しているかをみてみます。
 下のグラフは、法務省の在留外国人統計で2018年6月末日の数字をグラフに表しました。国が197か国と多いのでトップ10にしてあります。
1位は圧倒的に中国人、2位が韓国人、3位がベトナム人となっています。
在留外国人2018年6月 法務局統計

 

 

 

 

 
 在留目的(在留資格)は、短期滞在をを含めて53種類あります。下のグラフは在留資格の内、「日本人の配偶者」を国別にトップ10で表してみました。
 1位は中国人、2位が韓国人、3位がブラジル人、8位がベトナム人となっています。
 国際結婚のお相手は、中国人、フィリピン人、ブラジル人が多いのですね。

日本人の配偶者2018年6月 法務局統計 これを見る限りでは、日本に在留している国別人数に対して国際結婚されることが、必ずしも一致していないのですね。

 

 

 

 今度は、国際結婚の統計推移をみてみます。
 厚生労働省の発表数値からグラフ化しています。国内の日本人同士の婚姻件数と国際結婚の件数です。
国際結婚推移2017国際結婚の比率は、2005年だけ5.8%となっておりますが、それ以外は3%台で推移しております。
2005年の5.8%から減った要因は、今でも問題になっている偽装結婚を無くすために、2006年に入国管理法を改定して厳しくなっている表れです。

 

 

 国際結婚も、ここ数年は、3%台で推移しています。日本人男性と外国人女性の結婚が圧倒的に多いのですが、ここのきて少し変化が見られるようです。2000年代前半には日本人男性の国際結婚と日本人女性のそれが8:2だったものが、日本人女性の国際結婚の比率が徐々に上昇し、直近では7:3に変わっています。近年は日本人の経済力に男女差がなくなって女性の経済力が上がって、日本人女性が外国人男性を選ぶことがあるようです。

マルちゃんから一言

 国際結婚する人の比率ってかなり低いのですね。低すぎ 3%台って!
 政府統計もリアルタイムな統計情報を出してる訳でもないので、現実との乖離があるかもしれないですしね。
この少ない国際結婚する人たちのために、本サイトが少しでもお役に立てたら、それでいいでいいかな。(*_*;
前述、「日本人女性の経済力が上がって、日本人女性が外国人男性を選ぶことがある」とありましたが、日本人女性が日本人男性を選ばない、又は女性自身で生活ができることから、そもそも結婚する必要性が薄れている表れかなと思ったりします。確かに近年では、一人の生活だけを考えれば、生涯未婚で問題ないし、そっちの方が生活にゆとりがあるとか。国勢調査では50歳時点で男性4人に1人が結婚経験なし、女性も7人に1人が同じく結婚経験なしの状況です。
 国際結婚は別にして、日本の現状は、少子高齢化と労働人口減少による、色々問題が山積みとなっております。この少子化に歯止めをかけるためにも、日本人男性、女性が今の少子化問題を変えていかないといかないといけないですね。勿論、政府もこの問題に対して、子供のいる家庭に手厚い支援を期待します。!(^^)!